USオープン 2020

 

2020年の全米オープンゴルフ男子 初日はジャスティン・トーマス選手が5アンダー65をマーク

さて2020年の全米オープンゴルフ男子が始まりました。タイガーウッズや松山英樹、石川遼選手など日本勢はどのように迎えるのか最新情報をお伝えします。それにしても初日からスーパープレー続出で
見ごたえ満点でしたね!コロナで無観客の異常事態の中、世界のトッププロゴルファーの研ぎ澄まされた集中力と技が光ります。パ-70の難コース・ウイングドフットGCでは今までだれも66以下で回ったことはありませんが、ジャスティン・トーマス選手が5アンダー65をマーク。

 

AIG全英女子オープン 昨年優勝の渋野は予選落ち ソフィア・ポポフのシンデレラストーリー

その前に先日の AIG全英女子オープン を少し振り返ってみましょう。昨年の全英女子オープンでは渋野日向子選手が優勝を果たし大きなブームになりました。 2020年の全英女子オープンでは、動向スタッフも限られた中、渋野選手は残念ながら通算12オーバーの105位で予選落ちとなってしまいましたが、ドイツ出身でアメリカツアーに参加しているソフィア・ポポフ選手が優勝しました。こちらも全く無名な選手で2年連続のシンデレラストーリーとなりました。

 

何しろソフィア・ポポフ選手は、アメリカのツアーでも優勝経験がなく、昨年はシードも逃してしまいましたので、2020年の今年はアメリカの下部ツアーを回っていました。 世界ランキングでも304位ですので、通常であれば全英オープンなどに出場する権利もなかったのです

 

しかし多くの有名選手が棄権したことで、ポポフ選手に幸運が舞い込んできたのです。 初日二日目は2位、三日目四日目は1位、通算7アンダーで優勝を果たしました。

原因不明の病気で昨年は引退しかけた

ということだったので、様々な苦難を乗り越えての初めてのビックタイトル獲得になりました。

 

2020年の 第120回US オープンゴルフ 延期開催 無観客で

 

 

さて今日からアメリカニューヨーク州ママロネックのウィングドフットゴルフクラブ(パー70)で始まった2020年の US オープンゴルフ。こちらは本来6月に行われる予定でしたが、コロナの影響で9月に延期されて開催にこぎつけました。数々の有名選手が多くの伝説を残してきた、 全米オープン2020年はどうなるんでしょうか??

トッププロが苦しむ難コース

ウィングドフットGCは非常に攻略が難しいゴルフ場です。 ゴルフコースの難易度を示すコースレートでは驚異の76.1と評価されています。」 世界中のトッププロが集まる全米オープンで」、多くの有名選手が苦戦しています。 フェアウェイが固く、ドッグレッグホールが多いのが特徴と言われています。

 

世界ランク1位のダスティン・ジョンソン選手は好調を維持 

世界ランク1位のダスティン・ジョンソン選手は、8月の全米プロでも2位なり好調を維持しています。過去3度優勝し、史上最多勝利83勝を目指すタイガー・ウッズ選手は、先日の全米プロの一ヶ月前にも練習ラウンドを行っています。フィルミ・ケルソンはグランドスラムで全米オープンだけは勝っておらず、なんと2位に6回もなっているという因縁の大会です。彼岸のグランドスラム達成となるのでしょうか。

 

ジャスティン・ローズ選手も好調をキープしています。若手では「通算で PGA ツアー7勝しかしていないのに、そのうち4勝がメジャー」という大舞台に強いブルックスケプカ選手 。全米オープンでも2勝しています。昨年の US オープンでは2位でしたが再び復活なるかどうか。ウェブ・シンプソン選手はメジャーでは優勝経験はありませんが、安定したゴルフで世界ランク6位まで上がってきています。

 

20代のジャスティン・トーマス選手はレギュラーツアーで賞金ランク1位。2017年には全米プロでも優勝しています。ジョン・ラーム選手は世界ランク2位。欧州ツアーでは年間王者になっています。メジャーでの優勝経験はありませんが、一番優勝に近い男と言っても過言ではありません。日系人のコリン・モリカワ選手も若干23歳で全米プロで優勝し、注目されています。

松山英樹 8年連続の出場

注目の日本人選手と言うと、やっぱり松山英樹選手。8年連続の出場となります。2017年には2位タイに入っているということで相性のいい大会です。 石川遼選手は5年ぶりのメジャー出場になります。怪我を乗り越えメンタル面でも成長している石川選手ですが、8月の全米プロではぎりぎり1打差で予選を通過。全米オープンではどこまで伸ばせるか。

 

さらにアマチュア世界ランキング1位の金谷拓実選手が出場予定となっています 。

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