2021年の全米プロゴルフ選手権(英語だと PGA Championship)
松山英樹選手がマスターズで日本人としてはもちろん、アジア生まれとして劇的な優勝を果たしてから約一か月。
2021年の全米プロゴルフ選手権(英語だと PGA Championship)が開催されています。 5月20日から 5月23日の予定で、マスターズ開催のジョージア州より東寄り、、アメリカ東部のサウスカロライナ州キアワアイランドゴルフリゾートのオーシャンコースの方で開催されています。なんとこの大会、昨年の優勝者は日系アメリカ人のコリン・モリカワ選手ということです。
風が強くて難しい難コース スケジュールも厳しい試合
松山選手が以前にこのキアワアイランドゴルフリゾートでのオーシャンコースでプレーしたのは10年以上前ということです。 風が強くて難しいコース。公式サイトは PGAChampionship.com になります。今回でなんと103回目。マスターズよりも長い歴史があるんですね。
マスターズ優勝で松山英樹選手に注目が集まる
全米プロゴルフ選手権はスケジュールの兼ね合いで、例年見送る選手も多いと言われています。それにしても今回はこれまでと違って松山選手も大幅に記事の扱いなんかも良くなっていますね!
「前のマスターズの後には一度日本に帰国して、2週間自己検疫で一週間はホテルに座っていた。残りの一週間は家族とゆっくり過ごしてゴルフはお休みしていた。とにかく今まで支えてくれた家族と祝福したかった。グリーンジャケットに袖を通したのは優勝セレモニー以外では菅首相からの表彰のときだけ」といったことまでが記事になっていました。「1年で2回のメジャー勝利は簡単ではない」なんていう記事まで出ているぐらいですから、世界のゴルフメディアからも期待度も高いです。
50歳のフィル・ミケルソンがトップで最終ラウンドへ
全体の記事ではベテラン五十歳で、2005年の PGA チャンピオン。フィル・ミケルソン選手の名前が結構出てきていますね。 3ラウンド目が終わって首位で最終日を迎えます。安定したプレーで7アンダーです。2位は1打差6アンダーでケプカ選手。3位もさらに1打差で南アフリカのオースズイゼン選手。4位はストリームマン。7位が2アンダーでデシャンボー選手。その後1アンダーの10位タイが4人、イーブンパーの13位タイが10人もいると言う大混戦。
松山英樹選手トータル1オーバーの23位タイ
松山英樹選手は76とスコアを落としてトータル1オーバーの23位タイになっています。 コリンモリカワ選手はトータル3オーバーで、ジョンラーム選手と同じ38位タイです。かつてチャンピオンでしたが、今年は調子が良くないと言われているロリーマキロイ選手は5アンダーで54位タイ。全部で81人が予選を通過しています。
注目はコエパ選手
全体ではすごいプレーも見られていますが、コース自体がやっぱり他のゴルフ場とは全然違いますね。注目は4年で3回目のPGAチャンピオンシップ勝利を目指すブルックスコエパ選手。ミケルソンを追いかける状態で
も自分のことに集中している。他の人のことに対して何ができるわけじゃないからね。明日勝てるように狙っていく
とコメントしています。これまでメジャーで4勝しています。そうはいっても今日は最終日。最終組はフィルミケルソン選手とブルックスコエパ選手で回りますので、ここで自分のプレーに集中できるかどうかがポイントでしょうね。
松山英樹、2日目は4位タイに前進するも・・
この全米プロゴルフ選手権2021.松山英樹選手は初日はパッとしませんでしたが、2ラウンド目で68とスコアを伸ばして4位タイだったのですが 三日目はどうなったのでしょうか。
3日目は3番ホールでボギーだったものの、4番5番8番でバーディーと盛り返します。しかし後半は崩れました。4ボギーに1ダブルボギー。「 トータル76の4オーバーで済んで良かった」という感じかもしれません。マスターズを勝ったことでかかってくるプレッシャーもあるかもしれませんが、日本に2週間いてアメリカに帰国して、前週のAT&Tバイロンネルソン(南部テキサス州のTPCクレイグランチ)では12アンダーで39位タイ。悪かったわけではありませんが、米ツアー初優勝のイ・キョンフンが-25で、9位タイのジョーダン・スピースでも-18でしたので、かなり攻めないといけないコースでした。今週は練習ラウンド1日回っただけでのこの難コースでは、、ちょっと準備不足だったかもしれません。