日本ゴルフツアー選手権 結果速報

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国内男子ゴルフメジャー大会日本ゴルフツアー選手権は、2024年6月6日から9日まで、気温が上がってきて気持ちのいい時期に、茨城県の宍戸カントリーヒルズカントリークラブ西コースで開催されました。

 

正式な名称はBMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップです。主催はJGTOのツアーになっており、今回はパーが71になっています。3日目終了時には、若くてフレッシュな名前が多いなと思っていたのですが、最終日はベテラン勢がしっかりと結果を出してきましたね。

 

この宍戸カントリーヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市)は、コース管理も設備も素晴らしく、国内でも最高レベルの高評価を受けているコースです。
フェアウェイが狭く、難易度も高いですが、トータル7460ヤードと距離が長いのも特徴です。西コース17番の池越え、その先のグリーンの傾斜などはトッププロも苦戦しています。
また、アマチュアゴルファーのとプレー結果統計データではパーオン率が10%を切るホールが約1/3の占めることからも難しさが分かります。

 

 

岩田 寛プロが国内メジャー初優勝

 

岩田 寛プロ国内メジャー初優勝となりました。43歳130日での初優勝となり、これは日本三大大会の最年長記録でもあります。ツアーでは6勝目。プレーオフが得意なタイプではないそうですが、今回は石川遼プロとのプレーオフに勝って、嬉しい初のメジャータイトル獲得となりました。

 

最近は若い選手が注目されていますからね。ベテランの安定感をしっかりと出してきた印象がひときわ強いです。

 

3日目終わって1位タイでしたが、最終日も前半で4つのバーディー、後半では1バーディー2ボギー。先に回っていた石川遼選手にもチャージをかけられていたのも分かっていたとは思いますが、自分のプレーに徹して、安定していました。

 

 

石川遼プロが2位 最終日は苦手なコースを攻略、8アンダーの猛チャージ

 

石川遼プロは3日目終わって16位、首位とは5打差でした。

 

最終日は8アンダーの63、トータル13アンダーまで猛チャージをかけてきました。この難しいコースですごいですよね。

プレーオフでは煮え切らない

残念ながら、プレーオフではティーショットから最後のパターまで煮え切らない感じでした。1時間ほど先にホールアウトしていた、というのも影響したかもしれません。

大きな手ごたえ 来週は全米オープンに参戦

 

ただし、最終日のこの8アンダーでプレーオフまで来たことに関しては、手応えがあったようです。もともと、実は石川遼プロ、この宍戸カントリーヒルズカントリークラブ西コースはすごく苦手にしてきたコースだということがあり、そんな中、いいスコアが出せたのが良かったようです。

 

来週は全米オープンに出場するため、ハードスケジュールではありますし、また全米オープンのコースはタイガーウッドでも苦戦するような難関コースです。しかし、冷静にプレイしていきたいとのことですので、活躍を期待したいですね。

 

3位が米澤 蓮プロ まだ25歳

賞金ランキングでも4位に

3位が米澤 蓮プロです。1999年生まれ、まだ25歳。若手ですが、5月の中日クラウンで優勝して、2200万円の賞金を獲得しました。今回3位に入って1020万円の賞金を獲得し、賞金ランキングでも4位になりました。

 

リカバリーやアプローチ、ショートゲームが上手

ドライビングディスタンスやフェアウェイキープ率ではそれほど良い成績ではないのですが、パーオン率は2位の72.92%、そして平均スコアは国内男子で8位の70.18と、リカバリーやアプローチ、ショートゲームが非常に上手だということが分かりますよね。

 

最終日 後半では伸びきれず

3日目は終わって5位タイ、トップとは2打差で優勝も狙えるところから、スタートしました。最終日は前半が絶好調、1イーグル4バーディー0ボギの-6だったのですが、後半では1バーディー3ボギーと伸ばしきれませんでした。最終的にはトップと一打差の3位となりました。

 

4位の平田憲聖プロは23歳

4位の平田憲聖プロは大阪出身の23歳、170cmと小柄ながら、中日クラウンズでは12位、関西オープンゴルフ選手権では4位タイに入りました。

 

コントロールが良い期待の若手

ドライビングディスタンスこそ国内男子で40位ですが、フェアウェイキープ率は7位、パワーオン率が3位、平均スコアが9位と、コントロールが良いのが分かりますね。平均パット数が16位の1.74ぐらいなので、パッドがさらに上達すれば、ぐっと賞金も優勝も増えそううです。

最終日も4つのバーディー、1ボギーと手堅いプレー

3日目はトップに2打差の5位タイの好位置でスタートしました。最終日も4つのバーディー、1ボギーで手堅く伸ばして上位に食いつきました。

 

4位タイの金谷拓実プロ 3日目は1位タイも最終日前半の連続ボギーで乗り切れず

同じく4位タイの金谷拓実プロ。平均スコア国内男子1位で、賞金ランキングでも2位に入っています。

 

3日目は1位タイでしたが、4日目最終日は前半の2番ホール、3番ホールで連続でボギーとなってしまいました。その後3バーディーを取りましたが、最終日ワンワンダーでやはり伸び切れませんでした。

 

7位は今平周吾プロ

7位は今平周吾プロ、8位は稲森 佑貴プロと清水大成プロ(25歳)。

 

3日目終わって1位だった小木曽 喬プロ

残念だったのは3日目終わって1位だった小木曽 喬プロ(27歳)。
178cm、72kgで、フィジカルにも恵まれている選手。中日クラウンでは3位タイに入りました。

最終日後半に伸び悩み

最終日4日目は前半はワンボギーでまとめましたが、後半は1バンディ3ボギーで、最終日+3で最終的には12位で終わりました。

 

3日目終わって4位タイに入っていた池村 寛世プロ

もう一人残念だったのは3日目終わって4位タイに入っていた池村 寛世プロです。164cmと小柄ですが、パワーオン率は国内男子で4位、3月の東建ホームメイトカップでは7位に入りました。

最終日後半に大崩れ

最終日は前半では2バーディで良かったのですが、後半では14番ホールで+3の他、バンバーディーツー、ボギーでこの日はプラス2で終わってしまいました。

 

やっぱりゴルフは何が起きるか分かりません。だからこそ面白いですね。

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